赤い流れ星3
「じゃあ、次はシュウ、歌ってくれよ!」
「え、俺ですか?」
「あぁ…」
「じゃあ、和彦さんも一緒に歌いましょうよ。
こないだのあれなんてどうです?」
なんだか、シュウさんと兄さんはいつの間にかけっこう仲良くなってたみたいだ。
今日も早速、デュエットとは…
二人が歌ったのは激しいビートのハードロック。
確かに二人とも格好良い!
誰が操作してるのかわからないけど、色とりどりのライトが当てられ、まるでライブ会場にでもいるような気分になる。
ネイサンさんといい、兄さん達といい、歌はうまいし格好良いし…後で歌う私の身にもなってよね。
それから、ジョーさんや慎二さん、野々村さんが歌って…
「次はひかりが歌うかな?」
「え?う、うん…じゃあ、この曲…
あ、ひ、一人だとなんだから…」
「じゃあ、わしも歌おうかのう?」
「えっ?お、おじいさんが歌うの?」
「あぁ、お前さんが歌うのを聞いて、わしも練習してみたんじゃよ。」
そ、そんなおじいさん…なんでまたこんな時に…
「でも、あんまりうまくはないから…」
「そ、そう?なら、今度に…」
「和彦さんも一緒に歌ってくれませんかな?」
「え…あ、はい。」
なんですと!?
兄さん、アニメソングなんて歌えないでしょう??
私が焦っている間にもイントロは流れて…
おじいさんが、そして、兄さんの声が私の声に重なる。
な、なんで、兄さんこの曲知ってるの?
完璧に歌いこなしてるよ。
おじいさんもそれなりに歌ってる。
純平君は、困ったような顔をしながら、手拍子を打っていた。
こうなったら、もう入れる雰囲気じゃないもんね。
仕方なく、私は歌ったよ。
おじいさんと兄さんに挟まれて…
なんでこうなるの?
私は純平君と一緒に歌いたかったのに…
「え、俺ですか?」
「あぁ…」
「じゃあ、和彦さんも一緒に歌いましょうよ。
こないだのあれなんてどうです?」
なんだか、シュウさんと兄さんはいつの間にかけっこう仲良くなってたみたいだ。
今日も早速、デュエットとは…
二人が歌ったのは激しいビートのハードロック。
確かに二人とも格好良い!
誰が操作してるのかわからないけど、色とりどりのライトが当てられ、まるでライブ会場にでもいるような気分になる。
ネイサンさんといい、兄さん達といい、歌はうまいし格好良いし…後で歌う私の身にもなってよね。
それから、ジョーさんや慎二さん、野々村さんが歌って…
「次はひかりが歌うかな?」
「え?う、うん…じゃあ、この曲…
あ、ひ、一人だとなんだから…」
「じゃあ、わしも歌おうかのう?」
「えっ?お、おじいさんが歌うの?」
「あぁ、お前さんが歌うのを聞いて、わしも練習してみたんじゃよ。」
そ、そんなおじいさん…なんでまたこんな時に…
「でも、あんまりうまくはないから…」
「そ、そう?なら、今度に…」
「和彦さんも一緒に歌ってくれませんかな?」
「え…あ、はい。」
なんですと!?
兄さん、アニメソングなんて歌えないでしょう??
私が焦っている間にもイントロは流れて…
おじいさんが、そして、兄さんの声が私の声に重なる。
な、なんで、兄さんこの曲知ってるの?
完璧に歌いこなしてるよ。
おじいさんもそれなりに歌ってる。
純平君は、困ったような顔をしながら、手拍子を打っていた。
こうなったら、もう入れる雰囲気じゃないもんね。
仕方なく、私は歌ったよ。
おじいさんと兄さんに挟まれて…
なんでこうなるの?
私は純平君と一緒に歌いたかったのに…