赤い流れ星3
side 美幸
『純平君は、私にとっては大切な友達です。』
不思議なんだけど…
シュウさんに訊かれて、そう答えたら、なんだかすごく気持ちがすっきりした。
なんていうのか、心の重しが取れたみたいな…そんな感じ。
どうしてだろう?
純平君は、私にとっての初めての彼氏だし、好きだっていう気持ちは恋愛感情なんだと思ってた。
だけど、そうじゃなかったのかな?
それとも、ゆみさんの件ですっかり冷めちゃったのかな?
私って、冷たい人間なのかな?
「そうなんだ。じゃあ、これからも友達として純平のこと、よろしくね。」
「……え?は、はい。」
ジョーさんの言葉に私は慌てて返事をした。
「僕は、アニメってあんまり見たことないんだけど、実写より良いものなの?」
「え…?あ、そ、そうですね。
アニメは、実写では到底出来ないことが出来たり…実際にはいるはずのない生物がいたり…魔法だってなんだって、ぶっちゃけ、なんでもありじゃないですか。
作者の思い通りの世界が作れるじゃないですか。
そこが魅力ですね。」
「へぇ、そうなんだ。
じゃあ、僕も機会があったら見てみようかな。
シュウも、アニメはあんまり知らないよな?」
「え?あ、あぁ……」
「今度、アニメの映画でも見に行くか。
あ、その時はひかりちゃんも一緒に行こうよ。ね?」
「は、はい。」
ジョーさんは、社交辞令で言ってるだけ。
そんなことはわかってるけど、三人でアニメを見に行くことが頭に浮かんだだけで、なんかドキドキしてしまった。
不思議なんだけど…
シュウさんに訊かれて、そう答えたら、なんだかすごく気持ちがすっきりした。
なんていうのか、心の重しが取れたみたいな…そんな感じ。
どうしてだろう?
純平君は、私にとっての初めての彼氏だし、好きだっていう気持ちは恋愛感情なんだと思ってた。
だけど、そうじゃなかったのかな?
それとも、ゆみさんの件ですっかり冷めちゃったのかな?
私って、冷たい人間なのかな?
「そうなんだ。じゃあ、これからも友達として純平のこと、よろしくね。」
「……え?は、はい。」
ジョーさんの言葉に私は慌てて返事をした。
「僕は、アニメってあんまり見たことないんだけど、実写より良いものなの?」
「え…?あ、そ、そうですね。
アニメは、実写では到底出来ないことが出来たり…実際にはいるはずのない生物がいたり…魔法だってなんだって、ぶっちゃけ、なんでもありじゃないですか。
作者の思い通りの世界が作れるじゃないですか。
そこが魅力ですね。」
「へぇ、そうなんだ。
じゃあ、僕も機会があったら見てみようかな。
シュウも、アニメはあんまり知らないよな?」
「え?あ、あぁ……」
「今度、アニメの映画でも見に行くか。
あ、その時はひかりちゃんも一緒に行こうよ。ね?」
「は、はい。」
ジョーさんは、社交辞令で言ってるだけ。
そんなことはわかってるけど、三人でアニメを見に行くことが頭に浮かんだだけで、なんかドキドキしてしまった。