赤い流れ星3
*
(えーーっ!?)
食事を済ませてから、私達はカラオケに繰り出した。
そこで、びっくりすることが起きたんだ。
なんと、シュウさんがアニメソングを歌うと言い出して、それを本物の歌手も真っ青になるようなうまさで熱唱したんだから。
シュウさんが歌がうまいってことは前から知ってたけど、どうして、アニメソングなんて知ってるの!?
「なんだよ、シュウ…
いつの間にアニメソングなんて覚えたんだ?」
「そういうあんただって。
俺より先にアニメソングを歌ってたじゃないか。」
「ははーん、そういうことか。
俺が、アニメソングを歌ってたから、負けたくなくて練習したんだな?」
シュウさんは、苦笑する。
……そういうことか。
兄さんもシュウさんも相当な負けず嫌いだね。
「ひかりさん、シュウさんとデュエットされたらどうですか?
確か、デュエット出来るアニメソングがありましたよね?」
「え……?」
野々村さんったら何を言い出すの…?
デュエットって、以前、純平君と歌ったあの曲のことを言ってるんだろうけど…
シュウさんみたいにうまい人とデュエットなんて、恥ずかしくって無理だって。
それに、シュウさんがあの曲を知ってるかどうかもわからないし。
そう思ってたら、シュウさんがリモコンを操作して…
流れて来たのは、まさにそのデュエット曲だった。
(えーーっ!?)
食事を済ませてから、私達はカラオケに繰り出した。
そこで、びっくりすることが起きたんだ。
なんと、シュウさんがアニメソングを歌うと言い出して、それを本物の歌手も真っ青になるようなうまさで熱唱したんだから。
シュウさんが歌がうまいってことは前から知ってたけど、どうして、アニメソングなんて知ってるの!?
「なんだよ、シュウ…
いつの間にアニメソングなんて覚えたんだ?」
「そういうあんただって。
俺より先にアニメソングを歌ってたじゃないか。」
「ははーん、そういうことか。
俺が、アニメソングを歌ってたから、負けたくなくて練習したんだな?」
シュウさんは、苦笑する。
……そういうことか。
兄さんもシュウさんも相当な負けず嫌いだね。
「ひかりさん、シュウさんとデュエットされたらどうですか?
確か、デュエット出来るアニメソングがありましたよね?」
「え……?」
野々村さんったら何を言い出すの…?
デュエットって、以前、純平君と歌ったあの曲のことを言ってるんだろうけど…
シュウさんみたいにうまい人とデュエットなんて、恥ずかしくって無理だって。
それに、シュウさんがあの曲を知ってるかどうかもわからないし。
そう思ってたら、シュウさんがリモコンを操作して…
流れて来たのは、まさにそのデュエット曲だった。