赤い流れ星3
『ロンリースターダスト』
私の大好きな曲。
純平君とも何度か一緒に歌った曲だ。
「じゃあ、マナマナのパートを頼むな。」
「は、はい。」
これは、男女二人のヴォーカルで歌う曲。
リズムが速くて、ハイトーンだから、気合い入れて頑張らないと息切れしてしまう。
大好きな曲だから、イントロだけで自然と体が動き出す。
(わあ……)
さすがはシュウさんだ。
純平君とは、声量が違う。
速いリズムにも、全然負けてない。
シュウさんに適うわけなんてないけど、なんだかいつも以上に気合いが入って、私もお腹の底から声を張り上げた。
あぁ、なんて気持ち良いんだろう。
私の声とシュウさんの声が重なって…
カラオケ自体、大好きだけど、こんなに興奮したのは初めてだ。
少しでもシュウさんに追いつきたくて、精一杯に頑張って…
でも、それは苦しいものじゃなく、とにかく心地良いもので…
シュウさんも瞳がキラキラしてて、それを見たら私はなんだかすごく嬉しくなって…
「わぁ!!す、素敵でした!」
歌い終わると、野々村さんが立ちあがって拍手をしてくれた。
「今日はすごく声が出てたじゃないか。」
兄さんに褒められた!
普段、滅多に褒めてくれない兄さんが褒めてくれた…!
「……楽しかったよ、ありがとう。」
シュウさんにそう言われて、私はさらにテンションが上がった。
私の大好きな曲。
純平君とも何度か一緒に歌った曲だ。
「じゃあ、マナマナのパートを頼むな。」
「は、はい。」
これは、男女二人のヴォーカルで歌う曲。
リズムが速くて、ハイトーンだから、気合い入れて頑張らないと息切れしてしまう。
大好きな曲だから、イントロだけで自然と体が動き出す。
(わあ……)
さすがはシュウさんだ。
純平君とは、声量が違う。
速いリズムにも、全然負けてない。
シュウさんに適うわけなんてないけど、なんだかいつも以上に気合いが入って、私もお腹の底から声を張り上げた。
あぁ、なんて気持ち良いんだろう。
私の声とシュウさんの声が重なって…
カラオケ自体、大好きだけど、こんなに興奮したのは初めてだ。
少しでもシュウさんに追いつきたくて、精一杯に頑張って…
でも、それは苦しいものじゃなく、とにかく心地良いもので…
シュウさんも瞳がキラキラしてて、それを見たら私はなんだかすごく嬉しくなって…
「わぁ!!す、素敵でした!」
歌い終わると、野々村さんが立ちあがって拍手をしてくれた。
「今日はすごく声が出てたじゃないか。」
兄さんに褒められた!
普段、滅多に褒めてくれない兄さんが褒めてくれた…!
「……楽しかったよ、ありがとう。」
シュウさんにそう言われて、私はさらにテンションが上がった。