赤い流れ星3
(あ……)
でも、私がシュウさんに告白したとして、OKしてもらえるはずがない。
そうだよ…そんなの絶対に無理じゃん。
「野々村さん…告白してもOKしてもらえるとは限らないよ。」
「そうですね。
でも……絶対にダメだとも限らないですよ。
タレントさんの中にも、最初に告白した時は全くだめで、それでもくじけず何度も告白したら結婚出来たって方もいらっしゃいますよ。
今じゃ、おしどり夫婦みたいに言われてますし。
つまりはどこまで頑張れるかじゃないでしょうか?
しつこく粘ったら、うまくいく確率も上がるんじゃないですか?」
(しつこく…頑張る…?)
そうなのかな?
しつこく頑張ったら、シュウさんはOKしてくれるのかな?
「で、でも、いくらしつこくしたって、私なんか……」
「そんな弱気じゃだめですね。
OKしてもらえるまで頑張る気持ちがないと、そこはやっぱり難しいかもしれませんね。」
なんだろう…
野々村さんにしては、妙に冷たい言い方だ。
そのことがなんだか癇に障って…
「野々村さんだったら、とても可能性はないと思える相手に告白できる?
断られても、頑張れる?」
「え……それは……」
野々村さんは、口籠った。
でも、私がシュウさんに告白したとして、OKしてもらえるはずがない。
そうだよ…そんなの絶対に無理じゃん。
「野々村さん…告白してもOKしてもらえるとは限らないよ。」
「そうですね。
でも……絶対にダメだとも限らないですよ。
タレントさんの中にも、最初に告白した時は全くだめで、それでもくじけず何度も告白したら結婚出来たって方もいらっしゃいますよ。
今じゃ、おしどり夫婦みたいに言われてますし。
つまりはどこまで頑張れるかじゃないでしょうか?
しつこく粘ったら、うまくいく確率も上がるんじゃないですか?」
(しつこく…頑張る…?)
そうなのかな?
しつこく頑張ったら、シュウさんはOKしてくれるのかな?
「で、でも、いくらしつこくしたって、私なんか……」
「そんな弱気じゃだめですね。
OKしてもらえるまで頑張る気持ちがないと、そこはやっぱり難しいかもしれませんね。」
なんだろう…
野々村さんにしては、妙に冷たい言い方だ。
そのことがなんだか癇に障って…
「野々村さんだったら、とても可能性はないと思える相手に告白できる?
断られても、頑張れる?」
「え……それは……」
野々村さんは、口籠った。