赤い流れ星3
side 野々村美咲
(わ、私ったら、なんてことを…!)
自分で言ったことなのに、大変なことを言ってしまって体が震えた。
美幸さんは、シュウさんに何かおっしゃりたいことがあるみたいだ。
でも、言えなくて悩んでらっしゃる。
聞いてたらなんだか妙にじれったくなって、ちょっときつい言い方をしてしまった。
お酒のせいもあったのかな?
しかも、その後、私はとんでもないことを言ってしまった。
お互い、同時に、好きな人に告白しようって。
それは、私が青木さんに告白するってこと。
やっぱり、梅酒のせいだったのかもしれない。
普段の私だったら、そんなこと言わないもの。
でも、言ってしまった以上、引っ込みがつかなくなって、私は内心焦ってた。
どうか、美幸さんがそんなのいやだっておっしゃって下さるようにと願ってたのだけど…
「わ、わかったよ!
じゃあ、そうしよう!
いつにする?
告白する日は。」
(えっ!?)
どうしよう!?
えらいことになってしまった。
でも…もしも、このことでシュウさんと美幸さんの仲が進展したら…
それは、とても良いことだ。
そうよね…
私が恥をかくくらい、なんてことはないわ。
だって、私はおばさんなんだもの。
青木さんだって、本気にされるはずないわ。
自分で言ったことなのに、大変なことを言ってしまって体が震えた。
美幸さんは、シュウさんに何かおっしゃりたいことがあるみたいだ。
でも、言えなくて悩んでらっしゃる。
聞いてたらなんだか妙にじれったくなって、ちょっときつい言い方をしてしまった。
お酒のせいもあったのかな?
しかも、その後、私はとんでもないことを言ってしまった。
お互い、同時に、好きな人に告白しようって。
それは、私が青木さんに告白するってこと。
やっぱり、梅酒のせいだったのかもしれない。
普段の私だったら、そんなこと言わないもの。
でも、言ってしまった以上、引っ込みがつかなくなって、私は内心焦ってた。
どうか、美幸さんがそんなのいやだっておっしゃって下さるようにと願ってたのだけど…
「わ、わかったよ!
じゃあ、そうしよう!
いつにする?
告白する日は。」
(えっ!?)
どうしよう!?
えらいことになってしまった。
でも…もしも、このことでシュウさんと美幸さんの仲が進展したら…
それは、とても良いことだ。
そうよね…
私が恥をかくくらい、なんてことはないわ。
だって、私はおばさんなんだもの。
青木さんだって、本気にされるはずないわ。