赤い流れ星3
「わ、私はいつでも構いませんよ。
いつにしましょうか?」
「そ、そうだね…
じゃあ、この旅行中で…」
「えっ!?で、でも……
断られたら気まずいんじゃないですか?
先に帰るってわけにもいかないでしょうし。」
「そ、そうだよね…
じゃあ…最終日の夜はどう?
それだったら、気まずいのも一日限りのことだし…」
「……わかりました。
それでは、最終日に決めましょう!」
*
その後、話し合いがまとまって程なくして、美幸さんはすやすやと眠りに就かれた。
でも、私は全く眠れない。
さっき、お酒を飲んだのに、ちっとも眠くならなかった。
込み上げて来るのは、後悔の念ばかり。
えらいことを約束してしまった。
そりゃあ、青木さんはもう私の想いをご存知だから、驚かれはしないだろうけど、迷惑がられないかとちょっと心配。
こうなったら、道化に徹するしかないわね。
旅行に来て、テンションが上がったからつい告白してしまった…みたいな感じで…
それは置いといて、ひとつ気になることがある。
美幸さんは、告白を『この旅行中で』っておっしゃった。
ってことは、私の好きな人が今回のメンバーの中にいるってご存知だってことで…
(もしかして…美幸さんは、私が以前から青木さんのことを好きだって、ご存知だったの!?)
いつにしましょうか?」
「そ、そうだね…
じゃあ、この旅行中で…」
「えっ!?で、でも……
断られたら気まずいんじゃないですか?
先に帰るってわけにもいかないでしょうし。」
「そ、そうだよね…
じゃあ…最終日の夜はどう?
それだったら、気まずいのも一日限りのことだし…」
「……わかりました。
それでは、最終日に決めましょう!」
*
その後、話し合いがまとまって程なくして、美幸さんはすやすやと眠りに就かれた。
でも、私は全く眠れない。
さっき、お酒を飲んだのに、ちっとも眠くならなかった。
込み上げて来るのは、後悔の念ばかり。
えらいことを約束してしまった。
そりゃあ、青木さんはもう私の想いをご存知だから、驚かれはしないだろうけど、迷惑がられないかとちょっと心配。
こうなったら、道化に徹するしかないわね。
旅行に来て、テンションが上がったからつい告白してしまった…みたいな感じで…
それは置いといて、ひとつ気になることがある。
美幸さんは、告白を『この旅行中で』っておっしゃった。
ってことは、私の好きな人が今回のメンバーの中にいるってご存知だってことで…
(もしかして…美幸さんは、私が以前から青木さんのことを好きだって、ご存知だったの!?)