赤い流れ星3
side 野々村美咲
*
「えーっ!!そ、そうなんですか?」
私はあまりに驚き過ぎて、それ以上、何も言えなかった。
美幸さんも落胆された様子で、小さな溜め息を吐かれた。
シュウさんと美幸さんがお付き合いされることになったと聞いて、私はとても興奮した。
正直言って、すぐに良い返事がもらえるかどうかは、私にもわからなかったから。
いや…もしかしたら、ダメかもしれないと思う気持ちもあったのかもしれない。
それなのに、うまくいったのだから、それはとても喜ばしいことだ。
だけど…夕食が終わり、私と美幸さんはあまりお酒が飲めないから早めに部屋に戻ったのだけど、そこで、私が美幸さんから驚くべきことを聞かされた。
シュウさんと付き合うというのは、タカミーさんを遠ざけるための嘘だってことを。
「野々村さん…考えてもみてよ。
あのシュウさんが、私なんかを相手にすると思う?
誰がどう見たって、私とシュウさんは似合わないよ。」
「え…?
わ、私はそうは思いませんよ。
意外とお似合いですよ。」
そうは言ったものの、それが本心なのかどうかは私自身にもよくわからなかった。
そもそも『意外と』っていうのは、余計だったと言ってしまった後で思った。
「えーっ!!そ、そうなんですか?」
私はあまりに驚き過ぎて、それ以上、何も言えなかった。
美幸さんも落胆された様子で、小さな溜め息を吐かれた。
シュウさんと美幸さんがお付き合いされることになったと聞いて、私はとても興奮した。
正直言って、すぐに良い返事がもらえるかどうかは、私にもわからなかったから。
いや…もしかしたら、ダメかもしれないと思う気持ちもあったのかもしれない。
それなのに、うまくいったのだから、それはとても喜ばしいことだ。
だけど…夕食が終わり、私と美幸さんはあまりお酒が飲めないから早めに部屋に戻ったのだけど、そこで、私が美幸さんから驚くべきことを聞かされた。
シュウさんと付き合うというのは、タカミーさんを遠ざけるための嘘だってことを。
「野々村さん…考えてもみてよ。
あのシュウさんが、私なんかを相手にすると思う?
誰がどう見たって、私とシュウさんは似合わないよ。」
「え…?
わ、私はそうは思いませんよ。
意外とお似合いですよ。」
そうは言ったものの、それが本心なのかどうかは私自身にもよくわからなかった。
そもそも『意外と』っていうのは、余計だったと言ってしまった後で思った。