赤い流れ星3
「え?どうだったかな。
来てたような気もするけど…」
「見てないの?」
「俺は、おまえみたいにスマホばっかり見てないからな。」
俺がそう言うと、美幸は不貞腐れた様子で黙り込んだ。
「野々村さんから何かあるの?」
「え?あ、あぁ…たいしたことじゃない。」
「シュウさんがね…」
「美幸!」
俺は、話しかけた美幸を睨みつけた。
「なになに?何か、秘密の話?」
アッシュが、好奇心をくすぐられたのか、首を突っ込んで来る。
こうなったら、腹は立つが言うしかない。
「実は……シュウと美幸が付き合ってるっていうのは、タカミーよけのためだったそうだ。
それで、俺と野々村さんも付き合ってるってことにしたらどうかって…」
「えっ!?そうだったの?それはびっくりだよ。
それにしても、タカミー避けって…そういえば、カズも以前、同じことやってたよね。
名前忘れたけど、モデルの女の子を連れて来て…」
「あぁ、そうだったね。
そういえば、野々村さんとカズって意外と合いそうじゃない?
タカミー避けじゃなくても、野々村さんと付き合っちゃえば?」
俺は、マイケルとアッシュの勝手な言い分に呆れてしまった。
確かに、そんなこともあった。
あの子は……そう、アンリだ。
自然消滅になってしまい、名前すらも忘れていた。
来てたような気もするけど…」
「見てないの?」
「俺は、おまえみたいにスマホばっかり見てないからな。」
俺がそう言うと、美幸は不貞腐れた様子で黙り込んだ。
「野々村さんから何かあるの?」
「え?あ、あぁ…たいしたことじゃない。」
「シュウさんがね…」
「美幸!」
俺は、話しかけた美幸を睨みつけた。
「なになに?何か、秘密の話?」
アッシュが、好奇心をくすぐられたのか、首を突っ込んで来る。
こうなったら、腹は立つが言うしかない。
「実は……シュウと美幸が付き合ってるっていうのは、タカミーよけのためだったそうだ。
それで、俺と野々村さんも付き合ってるってことにしたらどうかって…」
「えっ!?そうだったの?それはびっくりだよ。
それにしても、タカミー避けって…そういえば、カズも以前、同じことやってたよね。
名前忘れたけど、モデルの女の子を連れて来て…」
「あぁ、そうだったね。
そういえば、野々村さんとカズって意外と合いそうじゃない?
タカミー避けじゃなくても、野々村さんと付き合っちゃえば?」
俺は、マイケルとアッシュの勝手な言い分に呆れてしまった。
確かに、そんなこともあった。
あの子は……そう、アンリだ。
自然消滅になってしまい、名前すらも忘れていた。