赤い流れ星3
*
(なかなか楽しかったな…)
カラオケでひと騒ぎして、俺達は帰ってきた。
今日は車だったから、酒は飲まなかったが、飲んだ時と同じくらい盛り上がった。
思いっきり歌って、日頃のストレスも吹き飛んだ。
美幸も野々村さんも、そしてもちろんシュウも、みんなが笑顔だった。
カラオケでもまた写真を撮った。
シュウがタカミーにその画像を送ると言っていた。
元々、この偽の恋人作戦は、タカミー避けのためのものだったのだから。
今日の写真を見たら、タカミーは俺の事を諦めてくれるだろうか?
イルミネーションの中で撮った、俺と野々村さんの写真は、特に雰囲気が良い。
どう見ても、ラブラブな恋人同士だ。
このままシュウと美幸が本当に付き合うことになったら良いと思ってたが、俺と野々村さんももしかしたら…
そんなことを考えたら、あの朝のことが頭を過ぎった。
何も無かったとは思えない。
なのに、なぜ野々村さんは何も言わないんだろう?
どれだけ考えてもわからない。
今日はなんとなくそのことを忘れていたけれど、思い出すとどうしてももやもやしてしまう。
でも、ストレートにたずねるのはなんだか怖い。
何かが壊れてしまいそうで…
(なかなか楽しかったな…)
カラオケでひと騒ぎして、俺達は帰ってきた。
今日は車だったから、酒は飲まなかったが、飲んだ時と同じくらい盛り上がった。
思いっきり歌って、日頃のストレスも吹き飛んだ。
美幸も野々村さんも、そしてもちろんシュウも、みんなが笑顔だった。
カラオケでもまた写真を撮った。
シュウがタカミーにその画像を送ると言っていた。
元々、この偽の恋人作戦は、タカミー避けのためのものだったのだから。
今日の写真を見たら、タカミーは俺の事を諦めてくれるだろうか?
イルミネーションの中で撮った、俺と野々村さんの写真は、特に雰囲気が良い。
どう見ても、ラブラブな恋人同士だ。
このままシュウと美幸が本当に付き合うことになったら良いと思ってたが、俺と野々村さんももしかしたら…
そんなことを考えたら、あの朝のことが頭を過ぎった。
何も無かったとは思えない。
なのに、なぜ野々村さんは何も言わないんだろう?
どれだけ考えてもわからない。
今日はなんとなくそのことを忘れていたけれど、思い出すとどうしてももやもやしてしまう。
でも、ストレートにたずねるのはなんだか怖い。
何かが壊れてしまいそうで…