赤い流れ星3
*
「じゃあ、行ってきますね。
なにかあったら、すぐに連絡して下さい。」
「はい、行ってらっしゃい。」
次の日、俺は仕事に向かった。
特に重要な仕事があるわけではなかったが、かといって、休むほどではない。
昨夜は沐浴の手伝いもした。
ただ、バスタオルで拭いてやっただけだが、赤ん坊は本当に小さくて儚くて、とても心配になってしまう。
子供は二人いるのだし、野々村さんだけに任せるのはもうしわけない。
そうは思うのだが、俺には大したことは出来そうにない。
せめて、家事くらいはなんとか手伝おう。
「カズ、初夜はどうだった?」
「ばか。」
マイケルの軽口に苦笑する。
「未だに信じられないよ。
カズがパパになったなんて。」
「ねぇ、早く子供達に会わせてよ。」
「あぁ、いつでも来いよ。
あ、今夜来るか?
その代わり、晩飯作ってもらうけど。」
「いいね、ぜひ行かせてもらうよ。」
今日は少し早めにオフィスを出て、買い物して、家に帰ろう。
一応、美幸も誘わないといけないか。
年甲斐もなく、胸が弾んだ。
「じゃあ、行ってきますね。
なにかあったら、すぐに連絡して下さい。」
「はい、行ってらっしゃい。」
次の日、俺は仕事に向かった。
特に重要な仕事があるわけではなかったが、かといって、休むほどではない。
昨夜は沐浴の手伝いもした。
ただ、バスタオルで拭いてやっただけだが、赤ん坊は本当に小さくて儚くて、とても心配になってしまう。
子供は二人いるのだし、野々村さんだけに任せるのはもうしわけない。
そうは思うのだが、俺には大したことは出来そうにない。
せめて、家事くらいはなんとか手伝おう。
「カズ、初夜はどうだった?」
「ばか。」
マイケルの軽口に苦笑する。
「未だに信じられないよ。
カズがパパになったなんて。」
「ねぇ、早く子供達に会わせてよ。」
「あぁ、いつでも来いよ。
あ、今夜来るか?
その代わり、晩飯作ってもらうけど。」
「いいね、ぜひ行かせてもらうよ。」
今日は少し早めにオフィスを出て、買い物して、家に帰ろう。
一応、美幸も誘わないといけないか。
年甲斐もなく、胸が弾んだ。