赤い流れ星3
それにしても、なんか今でも信じられないよ。
兄さんと野々村さんが結婚したなんて。
(あ、もう『野々村さん』じゃないんだ。)
「美幸さん、何か甘いものでも食べますか?」
「え?えーっと…ありがとう…義姉さん。」
「えっ!?」
野々村さんは目を丸くしていた。
「そうだったね。野々村さんは、美幸ちゃんのお義姉さんになったんだね。」
「アッシュ、もう野々村さんじゃない。もう青木さんになったんだよ。」
「あ、そっか。でも、青木さんっていうのはおかしいよね。
じゃあ、これからは『美咲さん』だね。」
「い、いえ、お気になさらないで下さい。
今まで通り、野々村で構いませんよ。」
「そうはいかないよね。」
マイケルさんが深く頷く。
そういえば、兄さんもずっと「野々村さん」って呼んでたよね。
野々村さんは「青木さん」って呼んでた。
もしかして、影では名前で呼びあってたのかなぁ?
兄さんは話に入って来ないで、ひとりでお酒を飲んでいる。
相変わらず、マイペースな人だね。
こんな調子でうまくいくのかな?
ちょっと心配だ。
兄さんと野々村さんが結婚したなんて。
(あ、もう『野々村さん』じゃないんだ。)
「美幸さん、何か甘いものでも食べますか?」
「え?えーっと…ありがとう…義姉さん。」
「えっ!?」
野々村さんは目を丸くしていた。
「そうだったね。野々村さんは、美幸ちゃんのお義姉さんになったんだね。」
「アッシュ、もう野々村さんじゃない。もう青木さんになったんだよ。」
「あ、そっか。でも、青木さんっていうのはおかしいよね。
じゃあ、これからは『美咲さん』だね。」
「い、いえ、お気になさらないで下さい。
今まで通り、野々村で構いませんよ。」
「そうはいかないよね。」
マイケルさんが深く頷く。
そういえば、兄さんもずっと「野々村さん」って呼んでたよね。
野々村さんは「青木さん」って呼んでた。
もしかして、影では名前で呼びあってたのかなぁ?
兄さんは話に入って来ないで、ひとりでお酒を飲んでいる。
相変わらず、マイペースな人だね。
こんな調子でうまくいくのかな?
ちょっと心配だ。