赤い流れ星3
side 美幸
*
「うっ…」
「どうした!?」
シュウさんが、驚いている。
そりゃ、そうだよね。
きっと、今の私はおかしな行動をしている。
だって、今、婚姻届けを出してしまったんだよ。
つまり、シュウさんとこの私が本当に結婚したってことで…
ようやく、私の願いが叶ったってことで…
でも、両親を裏切ってしまった。
バレたら絶対偉いことになる。
そう思ったら、とても怖くて…
私の心はすっかり混乱してしまった。
なんとかしなくちゃ。
そうだ、こんな時は深呼吸だ。
大きく息を吸い込んで、それをゆっくり吐く。
「ちょっと、そこに座るか?」
「は、はい。」
役所のソファに腰を降ろした。
「気分でも悪いのか?」
「い、いえ、ちょっと緊張しただけです。」
本当に少し落ち着いた気がする。
先のことは、またその時に考えれば良いんだ。
「あ、あの…」
「何だ?」
「これから、どうぞよろしくお願いします。」
「え?あ、ああ…
こちらこそ、よろしくな。」
シュウさんもなんだか照れくさそう。
私も照れくさいよ。
あ!私…もう名前が変わったんだ。
もう青木美幸じゃない。
神咲美幸になったんだ。
そう思ったら、体に電気が走るような気がした。
「うっ…」
「どうした!?」
シュウさんが、驚いている。
そりゃ、そうだよね。
きっと、今の私はおかしな行動をしている。
だって、今、婚姻届けを出してしまったんだよ。
つまり、シュウさんとこの私が本当に結婚したってことで…
ようやく、私の願いが叶ったってことで…
でも、両親を裏切ってしまった。
バレたら絶対偉いことになる。
そう思ったら、とても怖くて…
私の心はすっかり混乱してしまった。
なんとかしなくちゃ。
そうだ、こんな時は深呼吸だ。
大きく息を吸い込んで、それをゆっくり吐く。
「ちょっと、そこに座るか?」
「は、はい。」
役所のソファに腰を降ろした。
「気分でも悪いのか?」
「い、いえ、ちょっと緊張しただけです。」
本当に少し落ち着いた気がする。
先のことは、またその時に考えれば良いんだ。
「あ、あの…」
「何だ?」
「これから、どうぞよろしくお願いします。」
「え?あ、ああ…
こちらこそ、よろしくな。」
シュウさんもなんだか照れくさそう。
私も照れくさいよ。
あ!私…もう名前が変わったんだ。
もう青木美幸じゃない。
神咲美幸になったんだ。
そう思ったら、体に電気が走るような気がした。