約束 ~十年後のプロポーズ~
午後の種目が始まろうとしていたので




「んじゃ行ってきます」





「行ってらっしゃい!」






学年種目が終わり、僕は予定がなくなったのでトイレに行くふりをして抜け出した





それを見ていたのか彼女はすぐに来た





「サボったらだめだよ!」





「トイレ行くついでに会おうと思ったのに」





「それなら仕方ないね」





「単純だな」
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