約束 ~十年後のプロポーズ~
大会当日、僕は不思議と緊張はしなかった




彼女に僕の試合を見られるのは恥ずかしいけど、それよりも見守られていると感じていつもより気楽にいけた





僕は補欠だったので初日の団体戦に彼女は呼ばず、個人戦の日に来てもらうように頼んだ





開会式が終わって彼女と合流し、試合の順番と、どこのコートでやるのかを確認しその頃に呼ぶからと彼女を影で休ませて僕はアップのために走った





ペアの友達には彼女が応援に来てくれたのを知られて羨ましがられたのは言うまでもない
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