好きって言って
「もしもし〜メールめんどくなったから電話にした」

私は泣きそうになった


「めんどくさいってひどいよー」


泣かないように話すので精一杯


「ちなみに昨日から付き合ったんだよ」

突然本題

「マジかぁ!知らなかった」

「お前も知ってるヤツだよ」

嫌な予感がした


「それって…」


「そう、真実」

今にも泣きそうだった


「どっちから?」


「真実だよ」


「なっちゃんって真実のこと好きだったの?」


「いや、別に。けどあんなに俺のこと好きでいてくれてるし付き合っていけば好きになるんじゃないかって思って」


「そっかぁ…おめでとう!」


「ういっす」


「私に誰か紹介してね!」

「えーめんどくさい」


「あ、私お風呂入るからまた明日ね」


「はーい。じゃね」


私は直ぐに電話を切った
< 11 / 35 >

この作品をシェア

pagetop