好きって言って
真実は部屋に勢いよく入ってきた



そして真実は私の髪の毛を掴み私の顔にビンタを一発

そしてあなたの顔にもビンタした



「捺、なにしてんの?」


真実は言った


「なにって…見ればわかるっしょ?」

あなたに悪びれた様子はなかった


「ねぇ、藍子。あんた何も聞いてないの?あたしと捺が付き合ってること、知らないの?」

私が答える前にあなたが答えた

「言ってない。ごめん。俺、やっぱり藍子のが好きだわ」


真実はもう一発あなたにビンタした


「もう終わりね。あたし、捺のこと一生許さないから」


そう言って真実は部屋からでていった





私は唖然としていた
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