好きって言って
4day+1
昨日ここで私は真実にぶたれた




それを思い出すとあなたの話が入らなくなった




「藍子全く聞いてないっしょ」




図星だった



「ご、ごめん!」



あなたは不満そうだった



「俺、今季でバイトやめて就職することに決まったんだ」




「あ、総責任者から聞いたよ」




「マジで?藍子もう面接したんだ?」



「うん。私も今季いっぱいって言っちゃった」




「そうなんだ。よかった」



「いや、藍子だけ残るのはいろいろ不安だなって思ってさ」



私はなんだかうれしかった



「俺が就職したら結婚しよう」






それは突然だった
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