リンゴジュースのあなた


「彼女ってなんだよ……」



耳元から私が憧れてたあなたの声がする。



「私見ましたよ??

だから…止めて…。」



我慢できずに涙がこぼれた。

あなたは一つ一つ丁寧に涙を拭いてくれた。


そしてあなたは笑い出した。


「な……なによ!!??」


涙目になりながらあなたは言った。


「多分俺の姉貴だよ。」




………………!!!???





「なぁ??」


私は晴さんの顔を見た。



にやりとしながら


「…俺のこと好きだろ???」




カァァァ///




「姉貴に嫉妬ねぇ…可愛いなぁ。」




え!?可愛い???



「香澄っ」



「はいっ………」




ちゅっ




…………………………へっ??


< 18 / 21 >

この作品をシェア

pagetop