リンゴジュースのあなた
「ほんっっっとにかっこよかった!!」
私は香澄<カスミ>。
さっきの授業中、
しんどくて保健室で寝てたの。
だけど目覚めると彼がいて…
リンゴジュースをくれた。
さっきの出来事。
「夢でも見たんじゃないの??」
私の友達、梓<アズサ>は言う。
「いや!絶対本当!!
だってまだほっぺに感触残ってる…」
まだ、心臓が鳴ってる。
だけど本当にかっこよかった。
有名…だったりして。