Only

光に別れを告げられてから、自分がどうやって家に帰ったか、覚えてない。

多分、光に送ってもらったんだと思う。

泣いて泣いて、もう何もかも忘れて。

ただひたすら泣いてたということは覚えてる。

そして、家に入るなり自分のベッドに
直行して…

また、泣いてた。


時計を見ると、もう真夜中の十二時だった。

多分今、酷い顔をしてると思う。

明日…学校行けない。



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