Only
次の日の朝。
いつもよりも30分くらい早く目覚めた。
…瞼が重い。
すると、ガチャンと玄関のドアが閉まる音がした。
きっとお母さんが仕事に行ったのだろう。
…ちょうど良かった…
鏡を見ると案の定、腫れ上がったあたしの瞼。
…こんな顔をお母さんに見せるなんて無理。
その前に、学校なんて行けない。
優奈にLINEで学校休む事を伝えて、
ベッドに潜る。
瞼を閉じると再びあたしを襲う睡魔。
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