ヲタ系少女とネット世界
『あの、お名前は?』

『かぐやっていいます』

『あ、いい名前ですね!俺は爽。「そう」っていいます。』

『素敵なお名前ですね!!』

『ありがとうございます////

 SOUGAMEって会社知ってますか?』

そうげーむ???

あ。

『あのRPGゲームの!!』

『はい。それ作ってる会社の社長やってます』

え。

『し、失礼ですがおいくつですか?』

『恥ずかしながら、14の中2ですww』

『同い年?!』

『え?!』

『私も14の中2です・・・。』

『そうだったんですか!職業は?』

『文学所の週刊誌に小説書いてます』

『へぇー!!!俺読んでますよ!!』

『あ、ありがとうございます////』

恥ずかしい・・・

『あ、』かーぐーやー!!!』

わぁ!!!

『まいあおかえり!』

『待った?』

『いや、そこの人と・・・』

ふりかえるとそこには爽さんの姿はなかった。

『かぐや・・・?』

『え、あ、ううん待ってないよー!』

なんだったのかな?

『そう?じゃあ買い物行こう!!明日の合コンに来てく服みたい!!』

ご飯とか言いながら彼氏作りに行く気満々じゃん。

『うん。行こう!』
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