さくら町ゆめ通り商店街~小さなケーキ屋さん~
「あの、潤一さん、一つ、質問があるんです」
「なに?」
「大学の経済学部には、女子生徒は、どのくらいの割合でいるんですか?」
「えーっと、ウチの大学は4割くらいかな。あまり男女の差はないよ。
女子だから文学部とか、男子だから経済学部とか、そんな考えは、今じゃ、時代遅れ。
実可子ちゃんも、法律でも、経済でも、興味があれば勉強してみるといいよ」
うなずく。
実は、本当に聞きたいのは、そんなことではないのだ。
「潤一さんには、大学に、彼女がいるんですか?」
「なに?」
「大学の経済学部には、女子生徒は、どのくらいの割合でいるんですか?」
「えーっと、ウチの大学は4割くらいかな。あまり男女の差はないよ。
女子だから文学部とか、男子だから経済学部とか、そんな考えは、今じゃ、時代遅れ。
実可子ちゃんも、法律でも、経済でも、興味があれば勉強してみるといいよ」
うなずく。
実は、本当に聞きたいのは、そんなことではないのだ。
「潤一さんには、大学に、彼女がいるんですか?」