さくら町ゆめ通り商店街~小さなケーキ屋さん~
頬が熱い。でも同時に、安心感。
(よかった……)
涙が一筋、流れる。
「どうしたの?」
潤一さんは小さな声できいた。
何も答えられない。
「潤一さん……」
海。
深い海。
潤一さんは、深い海。
(よかった……)
涙が一筋、流れる。
「どうしたの?」
潤一さんは小さな声できいた。
何も答えられない。
「潤一さん……」
海。
深い海。
潤一さんは、深い海。