さくら町ゆめ通り商店街~小さなケーキ屋さん~
裕太はCDプレーヤーを持ってきて、早速曲を聴いてみている。
「♪見つけた君、見つけたよ君。
サクラサク~
君の思いがむくわれる時、
サクラサク~」
コッミクソングかと思っていたが、意外にも、まともな曲だった。
ただし、歌唱力がすごくあるわけでもない。
「生で聴いてみたい気もするね」
「あ、ちょっと、言っておくことがある。ウチが、この歌手の控え室になったから」
「?」
「売り出し期間の日曜日、11時と2時からコンサート。その前後、ウチで衣装を着替えたり休んだりすることになった」
「♪見つけた君、見つけたよ君。
サクラサク~
君の思いがむくわれる時、
サクラサク~」
コッミクソングかと思っていたが、意外にも、まともな曲だった。
ただし、歌唱力がすごくあるわけでもない。
「生で聴いてみたい気もするね」
「あ、ちょっと、言っておくことがある。ウチが、この歌手の控え室になったから」
「?」
「売り出し期間の日曜日、11時と2時からコンサート。その前後、ウチで衣装を着替えたり休んだりすることになった」