さくら町ゆめ通り商店街~小さなケーキ屋さん~
「志研さん、あたしみたいな素人が言うのも、何ですけど、志研さんには、才能があると思います。
どんどん作曲して歌えばいいじゃないですか。
……あたし、お願いがあるんです」
志研さんの前に、店から持ってきた詩を並べた。
「これ、これです。ウチの店の、イメージ・ポエムというか、おいしさ宣言というか、そういう詩なんです。
これをもとに、曲を書いてもらえませんか?
あたしのお小遣いから、5000円、いえ……一万円、出しますから。
そして、それを歌って、テープに吹き込んでください。店で流したいんです」
「あ、良い詩ですね。この詩。……
この詩も……歌になりそうだ。
……お嬢ちゃん、お金なんかいらないよ。私に、曲を書かせてください」
どんどん作曲して歌えばいいじゃないですか。
……あたし、お願いがあるんです」
志研さんの前に、店から持ってきた詩を並べた。
「これ、これです。ウチの店の、イメージ・ポエムというか、おいしさ宣言というか、そういう詩なんです。
これをもとに、曲を書いてもらえませんか?
あたしのお小遣いから、5000円、いえ……一万円、出しますから。
そして、それを歌って、テープに吹き込んでください。店で流したいんです」
「あ、良い詩ですね。この詩。……
この詩も……歌になりそうだ。
……お嬢ちゃん、お金なんかいらないよ。私に、曲を書かせてください」