さくら町ゆめ通り商店街~小さなケーキ屋さん~
「♪雨に濡れた公園で
君はひとりで泣いていた
うるんだ瞳を見ていると
きみを放っておけなかった

ワン・ワンダフル・ワールド

街を歩こう
二人で行こう
僕たちをつなぐ
細い鎖は けして切れない

ワン・ワンダフル・ワールド

いつの日か 君が
姿を消しても
僕の心に 君は生きる
いつまでも 君と歩こう
 
ワン・ワンダフル・ワールド」


あたしの詩をもとに、かなり書き換えた歌詞になっていた。
志研さんの曲は、美しいメロディで、覚えやすく、しかも新鮮なイメージのものだった。


「本当だ。大木さんの言うように、あの人は、作曲家としてやっていけるかもしれない」



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