さくら町ゆめ通り商店街~小さなケーキ屋さん~
「あたし、志研さんは、必ず世に出る人だと思います」
「ありがとう。私も、なんだか、勇気がわいてきました。歌手という形にとらわれない方がいいのかもしれません」
そういってほほえむ志研さんは、本当の男前のように見えた。
「……じゃ、お母さんにもよろしくね」
「これ、果林堂のシュークリームとクッキーです。車の中で食べてください」
「ありがとう!」
大木さんが運転するトラックに乗って、志研さんは去って行った。
「ありがとう。私も、なんだか、勇気がわいてきました。歌手という形にとらわれない方がいいのかもしれません」
そういってほほえむ志研さんは、本当の男前のように見えた。
「……じゃ、お母さんにもよろしくね」
「これ、果林堂のシュークリームとクッキーです。車の中で食べてください」
「ありがとう!」
大木さんが運転するトラックに乗って、志研さんは去って行った。