さくら町ゆめ通り商店街~小さなケーキ屋さん~
みどりさんは、くすくすと笑い出した。
「私の方が、弟子になりたいくらいです。私も、分からないわよ。恋愛や、人生なんて」
(ああ、やはり)
弟子にしてくれといわれて、はい、いいですよ、と答える人なんて、いないだろう。
「でも、話を聞かせてよ。何か力になれるなら、なりますよ」
「はいっ!」
あたしは、自分の進路について、迷っていることを話した。
潤一さんのことも、勢いで話してしまった。
途中、二組のお客が来て、その間は中断したけれども、みどりはさんは店内においてある椅子に腰を掛けて、話をじっくり聞いてくれた。
「私の方が、弟子になりたいくらいです。私も、分からないわよ。恋愛や、人生なんて」
(ああ、やはり)
弟子にしてくれといわれて、はい、いいですよ、と答える人なんて、いないだろう。
「でも、話を聞かせてよ。何か力になれるなら、なりますよ」
「はいっ!」
あたしは、自分の進路について、迷っていることを話した。
潤一さんのことも、勢いで話してしまった。
途中、二組のお客が来て、その間は中断したけれども、みどりはさんは店内においてある椅子に腰を掛けて、話をじっくり聞いてくれた。