Onelove〜じゃじゃ馬ちなちゃん〜
ちな「お久しぶりです。ちなちゃんです」

とよそ行きの声が電話越しに聞こえて来ました

私「じゃじゃ馬久しぶりやね。元気にしてたかぁ?」


ちな「ちななぁ〜健ちゃんと離れて健ちゃんの大切さ解ってぇん。別れるって言ったのはあれはお仕置きや。健ちゃん仕事せんからちなが別れるって言ったら心入れ替えて真面目になるって思ったねん。愛の鞭や」


私「ちな…俺…ちぃが好きやわ」


ちな「健ちゃん…ちなに振られて気がおかしくなったんちゃうの?ちなの面影をちぃに被せてるだけ。気のせいや。健ちゃんちなの物やろ?」


私「ごめん…ちなの物でなくちぃの物になるから。俺とちぃの事許してくれへん?ちなまだ若いしこれからもっといい人に出会うょ」


ちな「絶対に許さんし…ちぃは絶対健ちゃんを傷つけて健ちゃんを不幸にする。ちなには解るねん。健ちゃんはちなが好きなんやろ?全く〜健ちゃん素直じゃあないんやから(笑)」

私「ごめん。ちぃの事がめっちゃ気になるし、好きやわ。」


ちな「もぅいい(怒)お前ら二人だけ幸せになれると思うなよ。絶対邪魔したるから覚えとけょ」

と言われちなに電話を切られました…

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