怖話4〜こわばなフォー〜
俺の高校時代の女友達Cは、当時、ダイエットのリバウンドで激増してしまった体重に悩んでいた。

週に一度、仲間同士で集まり、ばか騒ぎする飲み会でも、彼女の話は、いつもそのことばかりだった。

リバウンド前は、40キロ台だった体重が、リバウンドのせいか、日に日に増え続け、気がつけば、現在の体重が80キロ台に到達してしまったらしい・・・。

本人には、死んでも言えないが、全く違う人間ではないかと思うほど、リバウンド後の彼女は、体重だけでなく、外見も違ってしまっていた。

彼女は、無理なダイエットをして痩せては、その反動でリバウンドをし、それを繰り返すうちに、さらに太ってしまうという典型的なダイエット失敗タイプの女性だった。

俺は彼女に、無理なく痩せる方法を探すか、過度なダイエットなどせず、今のままでいる方がいいと言ったのだが、彼女の頭には、早く痩せたいという考えしかなかったらしく、俺の話など全く聞こうとしなかった。

そんなある日、彼女が突然俺に電話をしてきた。

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