【短編】いつも側に
゛じゃあ、協力するよ!!゛
゛え!゛
゛千夏様が優美の恋を叶えてあ・げ・る♪゛
何て言ってウィンクをする千夏を見て若干不安になる。
゛あ、うん。でも無理にはいいからね゛
゛よーし!!さっそく一緒にお昼ご飯よー♪゛
゛って、おい!!話聞けよ!!゛
勝手に拓真達のところに行き、お昼ご飯の交渉に行ってしまった。
全く、勝手に決めて~っ
『でも…』
ま、こんな友達もありだよね。
フッと笑みを零した。
―…
『だから、拓真とこうやって一緒にいれるのも千夏のおかげ。
いっぱい、感謝はしてるんだ…』
千夏の協力なしでは、きっとここまで拓真の側に居れなかったと思うもん。
「だってさ、千夏」
『え!?』
いきなり私の後ろに話しかける拓真。
私の後ろには涙目になった千夏が壱吏くんと一緒にいた。