BULLET for MY VALENTINE
「そうだ!!」「彼こそメシアだ!!」「ワーナー!!」「ワーナー!!」「ワーナー!!」


「「「ワーナー!!」」」


圧倒的、圧殺的、群衆。

数千という眼光が彼に熱く当てられる。


群衆を率いる彼に………








元「overkiller」と呼ばれた英雄、ジャクソン・ワーナーへと。


彼は数年前から協会の一員として行動していた。

昔は軍隊の英雄という肩書きにより疎まれたが、もう今では彼は平和の探求者として協会には無くてはならない存在となっている。


国としてはジャクソンを非国民の扱いとしたいが、彼の一般市民からの、そして軍隊からの支持は圧倒的であり、逮捕に踏み切ろうにもあまりに体裁が悪く、警察を駆使しようにも彼を敬愛する人々は警察内部にも多々いるため、揉み消される。


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