BULLET for MY VALENTINE
「私は………間違ってなんか、いない。きっと」
そう、間違っていない。間違っている訳がない。私が生き残ったお陰で、戦争の真の姿を母国全土の人々に知らしめる事が出来た。
それは間違いなく事実であり、世界平和に至る道への大きな、とてつもなく大きな道筋だ。
間違っている訳がない。間違っていない。ワーナーは思い続ける。悩み続ける。苦しみ続ける。そして公然と立ち続ける。
未来を勝ち取る為に。
平和を誇る為に。
未来という無限の価値のあるモノを、血と銃弾で染める訳にはいかない。
ワーナーは机の引き出しを開け、あるモノを取り出した。
一発のライフル弾だった。定期的に油を塗ってある為、錆びてはいない。
銃弾の薬莢には文字が刻まれていた。ワーナーが刻んだものだ。この刻んだ文字を、1日足りとも忘れた事はない。
「No more war」
………戦争はもう、たくさんだ
そう、間違っていない。間違っている訳がない。私が生き残ったお陰で、戦争の真の姿を母国全土の人々に知らしめる事が出来た。
それは間違いなく事実であり、世界平和に至る道への大きな、とてつもなく大きな道筋だ。
間違っている訳がない。間違っていない。ワーナーは思い続ける。悩み続ける。苦しみ続ける。そして公然と立ち続ける。
未来を勝ち取る為に。
平和を誇る為に。
未来という無限の価値のあるモノを、血と銃弾で染める訳にはいかない。
ワーナーは机の引き出しを開け、あるモノを取り出した。
一発のライフル弾だった。定期的に油を塗ってある為、錆びてはいない。
銃弾の薬莢には文字が刻まれていた。ワーナーが刻んだものだ。この刻んだ文字を、1日足りとも忘れた事はない。
「No more war」
………戦争はもう、たくさんだ