彼とバスケと私




「ほんとに気にしなくていいからな?
……俺が美由に…早く会いたかったから来ただけだからさ……」



「……え、うそ…」



「ほんと」

なにそれ、なにそれ……そんなの嬉しすぎる。



だって、だって……



「私も、早く会いたかった……」



だから翔樹が迎えに来てくれるって知って、凄く嬉しかったんだもん。





チラッと翔樹を見ると、耳まで真っ赤になっていて……。


こっちまで赤くなってしまう。





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