彼とバスケと私
「我慢できなくなったらいつでも言ってね。
出来る限りの応急処置するから!」
止めることなんて出来ない。
3年生とプレーできるのは最後かもしれないから。
だから、痛くなるならそれをマシにできるように頑張ろう。
私は選手を支えるマネージャーだから。
マネージャーの1番の仕事はそれだから。
「はい!テーピング完了。
アップ合流してきていいよ」
「ありがと!
3年生と一緒に楽しんでくるよ」
「うん」
お互い微笑みあい、翔樹はアップへ、私は他校の分析をとそれぞれのするべきことをしに向かった。