彼とバスケと私







「お、美由早いなー!」


1人で準備をしていると聞こえてきた声。



この声は……翔樹。



「おはよう翔樹。そういう翔樹も早いじゃん」




「まあな~」




「初めての試合が楽しみでじっとしていられなかったんじゃないの?」




「さすが美由!大正解!」


バスケバカの翔樹のことだ。


絶対そうだろうと思ったよ。




「俺も準備しよ~」と言ってタイマーを引っ張り出してきた。




< 91 / 228 >

この作品をシェア

pagetop