僕達は何度も恋をする
海斗と付き合い始めて数ヶ月後。
海斗の友達と、海斗と、私の三人でカラオケに来た。
海斗が用を達しに、席を外した時のことだった。
「ねぇーなんで海斗と付きあったの?」
海斗の友達は、この時を待ってましたとばかりに聞いてきた。
「んー、なんでかなぁ。エッチしたかったから」
冗談半分にそんな事を言うと、海斗の友達はケラケラと笑った。
「じゃ、俺ともしよーよ。海斗には内緒で。」
「えー興味ない」
「冗談だよー、そんなマジになんないでって!」
海斗の友達は笑って言ってたけど、多分私は、この人に本気で擦り寄られたら平気で股を開くだろう。
顔も悪くないし、スタイルが飛び抜けて良い。
そう、ただ友達に自慢できる様な、街中で歩いて
゛お似合いだね゛って言われるような彼氏が欲しかったのだ。
歩くブランド。
皆だって、持ってるでしょ?
ルイヴィトンやシャネル。
高級ブランドを、お金で買って身に纏ってるじゃない。
男も一緒。
飾りなのよ。
目で見て分かる高級品が欲しかったのだ。
そんな16歳。
自己中な私は、海斗との別れを選んだ。
海斗の友達と、海斗と、私の三人でカラオケに来た。
海斗が用を達しに、席を外した時のことだった。
「ねぇーなんで海斗と付きあったの?」
海斗の友達は、この時を待ってましたとばかりに聞いてきた。
「んー、なんでかなぁ。エッチしたかったから」
冗談半分にそんな事を言うと、海斗の友達はケラケラと笑った。
「じゃ、俺ともしよーよ。海斗には内緒で。」
「えー興味ない」
「冗談だよー、そんなマジになんないでって!」
海斗の友達は笑って言ってたけど、多分私は、この人に本気で擦り寄られたら平気で股を開くだろう。
顔も悪くないし、スタイルが飛び抜けて良い。
そう、ただ友達に自慢できる様な、街中で歩いて
゛お似合いだね゛って言われるような彼氏が欲しかったのだ。
歩くブランド。
皆だって、持ってるでしょ?
ルイヴィトンやシャネル。
高級ブランドを、お金で買って身に纏ってるじゃない。
男も一緒。
飾りなのよ。
目で見て分かる高級品が欲しかったのだ。
そんな16歳。
自己中な私は、海斗との別れを選んだ。