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「おかしいでしょ?まるで自分が亡くなる事、知ってたみたいに…」


たしかに。
それに綾子の事を「お綾」と呼ぶところを見ると、綾子の祖母らしかった。


「メールなんか打ったことなかったおばあちゃんが急に、自分に何かあるようなメールを打つなんて……不思議すぎて、携帯、処分できなくて」


綾子は祖母がくれた最後のメッセージを虚ろそうに眺めていた。
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