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とびだした携帯は、種のベッドにのっかり、さらに跳ねた。


「こんなことだってできるよ!」


耳に当ててないのに声が聞こえる……スピーカー機能?

しかし従来の機能より明らかにクリアで大きな音声だった。


種が唖然としていると、跳ねた携帯電話は画面から大きな光を出した。


パシャッパシャッ



すると急に携帯はおとなしくなった。


種がおそるおそる携帯にちかづくと、画面にはメールがきていた。



相手は……自分のメアドである。



『すごいでしょ?( ´∀`)』



種は頭を抱えた。
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