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着替えながら種は考えていた。


レポートは完成してる……昨日のはやっぱり夢だったんだ。


そう思うと気が軽くなった。


そうだよ、携帯がしゃべるなんてバカバカしいもん


一つの結果がでて種は足取り軽く、階段を降りていった。



「おはようー!」



食卓には父がすでに座っていて、新聞をながめていた。


朝食はトーストに卵、サラダ。いつものメニューだ。


なんらかわらない日常になぜかほっとした。


「おはよう、種。今日も朝から無駄に元気だな」

父親が種にそう声をかけた。
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