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「新入生!案はないか?」
カンタは種と綾子に話をふった。
……が綾子は折り紙に夢中だった。
「……生島。お前だ。お前に聞いている」
………私が折り紙してたら絶対怒るくせに。
カンタは綾子には甘かった。
元々綾子を部にいれたくて、誘いに誘って入ってもらったのだから。
私はおまけってわけ。
「んー……そうっすね、なんか為になりそうな事をやるとか調べるとかがいいんじゃないですか?身になるし。」
種は適当に答えた。
GSの大会よりはマシだろう。
「為になる事ねぇ……具体的に?」
カンタは適当に答えた種を見透かしたように、つっこんで質問した。
「えっとですねぇ……」
種は頭をフル回転させて、自分の知識を探してみたが、為になりそうなことなど全くでてこなかった。
んー……あっ。
そうだ、昨日のレポート!
あれでいいや。
種はうっすらとした記憶を必死に辿りながら、昨日のレポートの内容を話しだした。
カンタは種と綾子に話をふった。
……が綾子は折り紙に夢中だった。
「……生島。お前だ。お前に聞いている」
………私が折り紙してたら絶対怒るくせに。
カンタは綾子には甘かった。
元々綾子を部にいれたくて、誘いに誘って入ってもらったのだから。
私はおまけってわけ。
「んー……そうっすね、なんか為になりそうな事をやるとか調べるとかがいいんじゃないですか?身になるし。」
種は適当に答えた。
GSの大会よりはマシだろう。
「為になる事ねぇ……具体的に?」
カンタは適当に答えた種を見透かしたように、つっこんで質問した。
「えっとですねぇ……」
種は頭をフル回転させて、自分の知識を探してみたが、為になりそうなことなど全くでてこなかった。
んー……あっ。
そうだ、昨日のレポート!
あれでいいや。
種はうっすらとした記憶を必死に辿りながら、昨日のレポートの内容を話しだした。