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まあ、掛け持ちもできるし…

と軽い気持ちで入ったのだが、案外これが楽しかった。


自分がいままで興味がなかった事がおもしろく感じられたり、また誰にも理解されなかった事を理解してもらえる機会が設けられるのは新鮮だった。


「合宿、なにするのかな?」

綾子はワクワクしながら呟いた


「去年はカルイ先輩の案で五か国語マスターだっけ?凄まじいよね」


二人は初めての夏合宿に、楽しみと不安とで不思議な気持ちだった
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