異端の少女と優しい者逹
第一章 時渡り
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この世界に存在する全ての人間には能力がある。
弱い力、強い力、人それぞれ、様々な力を持つ。
1億年前突如現れた化け物【ノア】
【ノア】に触れた生身の人間は炭化して死んでしまう、対抗する手段はただ一つとされている。
【クロス】適合した強い能力者のみが装着することが出来る物。
能力の制御が出来るようにする為、【クロス】の適合者を適合者候補を見つける為、にある学園が創られた。
《クロスノア能力学園》
普通は能力を使うと疲れる、能力の対価は体力だ。
しかし、ある少女は強過ぎる能力故に身体へ負荷が
強過ぎる能力の対価は体力だけでは無く少女の………
学園唯一の完全なる【クロス】の適合者の強過ぎる能力を持つ少女
「もう誰も傷付けたく無い、もう誰も傷付かないでよ。」
学園に通う【クロス】の適合者候補は他の人より少し強い力を持つ七人の少年達
「お前は独りじゃねぇーから!」
「俺は、お前の傍に居る!」
「周りを僕たちを頼っていいんです。」
「何でも独りで抱え込まないで、僕らがいるよ」
「俺らが支えになるよ」
「アンタがみんなを守る盾になるっちゅうんなら、ワイがアンタを守る盾になっちゃる!」
「お前が居たから、俺は今生きてる、それを忘れるな!」
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ある日を境に、心を閉ざし感情を表情に出すことが出来なくなった…………………
誰も信じることができない異端とされ傷だらけになった少女、紅葉結衣(コウハユイ)は、ある学園に通うことになる。
そこで、出逢った少年、相楽伊織(サガライオリ)、日守悠夜(ヒモリユウヤ)、綾瀬嵬斗(アヤセカイト)、戸塚真人(トツカマコト)、天野時雨(アマノシグレ)、ら五人は‥‥
結衣と五人組
一体誰が、結衣の心を救えるのか?
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