短編 一途でいれば


早速、保育が始まった。

小さい子ばかり、騒がしいけど

やっぱり癒やされる。

そんな見惚れている暇はない。

あゆな:「あっ、お昼寝の時間だっ
子供たちを寝かさないとっ」

潤:「僕も一緒に手伝うよ」

「最初はすごく大変なんだ」

あゆなの心境:「潤くん…♡」


あゆなは心のなかで暴れていた。


あゆな:「ありがとうございますっ」

潤:「おう笑」

「あ、タメ口でいいよ」

「変に距離が開くからねぇ」

あゆな:「わかりました!」

潤くん:「わかってねぇじゃん笑」

あゆな:「あっすみません笑」

潤くん:「あゆなおもしろいねっ」

うっ、し、し、したのなまえっ

やばい、心臓バクバクだっ。

あゆな:「あの、潤くんって
読んでいいですか?
あっ、読んでいい?」

潤:「だめ、潤って、読んで? 」

その時の目線の潤くんはもう

究極の角度と言って良いものだった。


あゆな:「わ、わかったっ」

潤:「よし、笑
あっじゃあ俺買い出しに
行ってくるよっ」

あゆな:「わかったっ」
< 4 / 8 >

この作品をシェア

pagetop