コイビト未満

三崎さんが好意を寄せてくれているのは分かってる
自惚れているわけじゃないけど、いつ告白されてもおかしくないって思ってる



そうなった時は私は断る理由なんてないと思ってる



思ってた




けど、




その優しさに惹かれても私は

三崎さんとどこまで葵としてきたこと以上のことできるのか




それを考えた時、想像が出来なかった



だから尚更分からなくなる



< 37 / 433 >

この作品をシェア

pagetop