コイビト未満
「…ねえ菜成ちゃん」
「はい」
「最近…葵と会ってる?」
それまで穏やかだった三崎さんの口から
突然葵の名前が出た
ピンと空気が張り詰める
何で?
葵とのこと、三崎さん知ってるの?
葵喋ったの?
もし三崎さんがそのことを知っていたら、どうなるの?
「い…や
全然!全然会ってないですよ
たまに帰りに家の前で帰りが同じになることはありますけど
本当、全然…」
「そっか、ならいいんだけど
あいつ相変わらずみたいだからさ、気を付けてね」
別に隠す必要なんてないとは思うけど
やっぱりずっと良くしてくれた三崎さんには言えない
況してや弟とやっちゃいましたー…なんて
やっぱり言えない…
「はい」
「最近…葵と会ってる?」
それまで穏やかだった三崎さんの口から
突然葵の名前が出た
ピンと空気が張り詰める
何で?
葵とのこと、三崎さん知ってるの?
葵喋ったの?
もし三崎さんがそのことを知っていたら、どうなるの?
「い…や
全然!全然会ってないですよ
たまに帰りに家の前で帰りが同じになることはありますけど
本当、全然…」
「そっか、ならいいんだけど
あいつ相変わらずみたいだからさ、気を付けてね」
別に隠す必要なんてないとは思うけど
やっぱりずっと良くしてくれた三崎さんには言えない
況してや弟とやっちゃいましたー…なんて
やっぱり言えない…