私の恋は本物なの
年を誤魔化して

キャバクラで働いた

偽名「愛羅」として

そこで知り合ったのが
リナだった

「愛羅ちゃん、はじめまして!」


「は、はじめまして!」

「多分愛羅ちゃんとあたし同じ年よ?

だって、15歳でしょ?桜木中学校の
らいなちゃん?ってこでしょ?」

その時に思った
あれ?何で
この子あたしの事知ってるの?

「そーだけど…なんで知ってるの?」

「忘れたの?中学入学仕立ての頃
喧嘩して、私負けたよね?
本名花蓮りなよ!」

姿が変わっててわからなかった
だってすごく、りなちゃんわ
太ってて、不細工だった


入学仕立ての頃

「ねぇらいなーらいなより
喧嘩強い子が同じ年でいるんだってぇー」


あたしは怖いもの知らずで
喧嘩バヤかった

「そんなのいるはずないじゃん」

「ほらあそこの花蓮りな?って子が
らいなのこと探しているよ!」


二組の教室の前にわ
りながあたしのことを探して
立っていた

あたしわ4組だった
だから、探している事に腹が立って

走って飛びげりをした

「んだてめぇー」

「お前がらいなってやつか」

「気安くらいなってよぶんじゃねーよブス」

すごい喧嘩になった
そして、お互いズタズタになったあとに

「ごめん、りながわるかった」

と謝られた

あたしは無視をし
スタスタと教室にはいった
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