キミとの距離は1センチ
翌日、ウォーターパークへのお誘いの話を伊瀬にしてみたところ、案の定彼は、思いっきり怪訝な顔をしていた。
「……なに、なんで、俺が……」
「宇野さん、伊瀬と前からゆっくり話してみたかったんだってさ。モテますなあ」
「……それ、断れんの?」
「伊瀬、わかってる? 宇野さんは先輩よ?
わたしたちより4歳も年上よ?」
「………」
そんなこんなで、なんとか伊瀬の首を縦に振らせることに成功しました。盛大なため息も一緒だったけど。
「なんでわざわざ日曜日に、カップルと一緒にプール行かなきゃなんねぇんだよ……」
「まあまあ、相手はわたしじゃん。それにもうひとり女の子枠誘うからさー」
とは言うものの、女の子枠、どうしよう。
とりあえず、ブルーバード社員というのは絶対条件として……誰を、誘おうかな。
最初に思い浮かんだのは、都の顔だ。だけどそれだと、メンバーほとんどわたしの同期になっちゃうよね。さすがにそれは宇野さんに申し訳ない。
そんなわけでわたしが声をかけたのが、隣りの席のさなえちゃんで。
快く彼女の承諾をもらい、この度のパーティが、実現したのだった。
「……なに、なんで、俺が……」
「宇野さん、伊瀬と前からゆっくり話してみたかったんだってさ。モテますなあ」
「……それ、断れんの?」
「伊瀬、わかってる? 宇野さんは先輩よ?
わたしたちより4歳も年上よ?」
「………」
そんなこんなで、なんとか伊瀬の首を縦に振らせることに成功しました。盛大なため息も一緒だったけど。
「なんでわざわざ日曜日に、カップルと一緒にプール行かなきゃなんねぇんだよ……」
「まあまあ、相手はわたしじゃん。それにもうひとり女の子枠誘うからさー」
とは言うものの、女の子枠、どうしよう。
とりあえず、ブルーバード社員というのは絶対条件として……誰を、誘おうかな。
最初に思い浮かんだのは、都の顔だ。だけどそれだと、メンバーほとんどわたしの同期になっちゃうよね。さすがにそれは宇野さんに申し訳ない。
そんなわけでわたしが声をかけたのが、隣りの席のさなえちゃんで。
快く彼女の承諾をもらい、この度のパーティが、実現したのだった。